高価買取品目のご紹介
刀工の位列として、最上作/上々作/上作/中上作/中作があります。最上作はもっとも上位に位置する刀工となります。
業物とは、刀剣の中でも名工が鍛えた切れ味のよいものを言います。業物の位列には、最上大業物/大業物/良業物/業物の四段階があり、最も上位となる刀が最上大業物です。
刀剣を作風で大きく分類すると、発生が古い順に、大和伝/山城伝/備前伝/相州伝/美濃伝の五つとなります。中でも「相州伝」は人気を博しています。
いわゆる人間国宝(重要無形文化財保持者)は、昭和30年(1955年)に文化財保護法に基づいて設けられた認定制度です。
後藤宗家の作品は「御家彫」と呼ばれます。室町期に足利8代将軍に仕えた「後藤祐乗」を鼻祖として、17代典乗に至るまで装剣金工の宗家として栄えました。
後藤家の作を「家彫」と称するのに対して、その他の金工の作品は「町彫」と称されています。
肥後鐔は、寛永時代より、熊本市や八代市を中心に作られている鍔となります。
「重要刀剣」もしくは「特別重要刀剣」としては、国指定の重要文化財や重要美術品に準ずる作位が高い品、貴重な資料となる品が指定されています。