富山県の刀剣買取の事例
富山県のKと申します。富山県の郷土の宇多派は、文保の頃、大和国の宇多郡からこの地に移住してきたと伝えられます。古入道国光を祖としたといわれ、越中国砺波平野を中心として栄えました。古入道国光の子に国房があり、国次は国房のこともいわれています。国次は室町時代の初期、応永の頃、銘は国次の二字銘か宇多国次とも銘をきりました。室町時代の打刀姿を残し、宇多流の特色がよくでます。
さて長らく収集していた愛刀を手放すにあたり、このコロナ禍のなかでは刀を担いで東京まで上京するわけにもなかなかいきません。どうしたものかと思案にくれていたところ子供がインターネットで調べてくれて、つるぎの屋さんの「宅配買取」というものがあることを知りました。私はパソコンを扱うことができませんもので、やはり子供にパソコンで宅配買取の申込みを楽しました。そうすると翌日には刀剣を収納する刀剣ケースが到着しましたので、早速、届けてくれた佐川急便さんにお願いして発送しました。刀剣をインターネットで購入できることは存じていましたが、買取の依頼もできるとは随分と便利な世の中になったものだと感心しました。また、宅配買取を依頼することもあると思いますのでそのときにはご連絡させてもらいます。ありがとうございました。
富山県の旧国名は越中国といいます。
北陸道の一国で、今の富山県、「延喜式」では横刀四口を毎年朝貢することになっていました。この数は北陸道において、若狭についで少ないです。鎌倉末期から建武の中興にかけては、郷義弘・佐伯則重の二名工を出しました。善弘は「日本三名工」のうちに数えられ、「郷と化物は見たことがない」という俗言でも有名です。則重も、相州正宗は則重の鍛えを見てから上手になった、という古剣書にあるほどの名人です。そのほか、吉野朝になって、大和国宇陀郡から移住してきた宇多派があります。一門は大いに反映して、室町期にまで及んでいます。
【富山県の買取対応エリア】
富山市、高岡市、射水市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、中新川郡、舟橋村、上市町、立山町、下新川郡、入善町、朝日町